新卒一括採用から、通年採用の時代へ。リファレンスチェックが優秀な人材確保の強い味方に

これまで日本の多くの企業が、新卒一括採用で特定の時期に集中して採用活動を行なってきました。しかし近年、年間を通して採用活動を行う通年採用が広がりつつあります。

通年採用が普及すると、必要なタイミングで優秀な人材を確保することが難しくなると不安に感じている企業の方も多いのではないでしょうか。通年採用の特徴を活かし、優秀な人材の採用へ繋げるポイントをお伝えします。

新卒一括採用から通年採用への変化は、多才な人材確保のチャンスになる

採用方法が新卒一括採用から通年採用に移行すると、企業の採用活動へどのような影響があるのでしょうか。

まず通年採用のメリットは、採用時期が固定されないため、慎重な選考ができるようになることです。各企業の状況にあわせた採用スケジュールや選考プロセスを設定することで、採用のミスマッチを防ぎやすくなります。

また、海外へ留学した学生や、既卒の若手人材など、新卒一括採用では就職活動の時期がずれてしまう人材との接点を増やすことができるのです。

一方、通年採用のデメリットとして、入社時期が人によって異なるため、企業の人事担当者は、新入社員の受け入れ業務が増えてしまうことが考えられます。あるいは、入社後の教育・研修費用が高くなる可能性もあります。

そして、応募する学生にとっては、年間を通じていつでも募集があり、内定をもらったあとも就職活動を続けることができます。そのため、内定辞退が増えることも予想されるのです。

このように、通年採用は各企業の対応次第でチャンスにもリスクにもなりうるので、通年採用のメリットを活かした採用活動をすることが重要なのです。

慎重な選考がポイント。リファレンスチェックで優秀な人材確保と採用効率化を

通年採用で優秀な人材を採用するためにポイントとなるのが、応募者1人ひとりの能力や適性を慎重に見極めることです。

これはもちろん、新卒一括採用においても重要なことですが、新卒一括採用の場合は、同じ時期に応募してくる母集団が大きいため、応募者の比較がしやすいです。しかし、通年採用は応募人数や時期が予測しにくいため、各応募者ごとに能力や適性を十分に精査することがますます欠かせなくなります。

そうすることで、不定期に応募してくる候補者から、優秀な人材を見逃すことなく採用できるようになるのです。

ここで強い味方となるのが「リファレンスチェック」です。リファレンスチェックは求職者の信用・適性・能力を客観的に評価できるデータのため、本当に自社にマッチする人材かを選考過程で見極めることができます。

さらに、リファレンスチェックを活用して選考の質を高めることで、通年採用で増加することが懸念される内定辞退を防ぐことができるのです。そうして採用の確度が上がると、人事担当者の採用業務の負荷を減らすことにも繋がります。

新卒一括採用から通年採用への変化は、リファレンスチェックで応募者の能力や適性を慎重に判断することで、優秀な人材確保や採用を効率化するチャンスになるのです。