離職率改善のポイントは、上司部下間のコミュニケーション。リファレンスチェックを活用して、離職を決意する前に対策を
採用と離職のサイクルが早く、離職率が高いことに悩んでいる企業の経営者・人事担当者に向けて。リファレンスチェックで社員1人ひとりの性格やコミュニケーションの特徴を把握し、離職を決意する前に対策をすることで、離職率改善に繋げる。
◇離職を決意するに至る根底に、職場のコミュニケーション不足が潜んでいる
・離職を決意する理由は人それぞれ違うが、大きな要因としては以下のようなものがあげられる
―労働環境が悪い(残業時間、休日出勤など)
―仕事内容が合っていないと感じる(仕事と人のミスマッチ)
―評価されていないと感じる(自分の価値を認めてもらえていない)
―人間関係がうまくいかない(上司と信頼関係が築けていない、同僚とのコミュニケーションがうまくとれていない)
・これらの要因は、最終的に離職を決意する段階で顕在化する会社への不満
・しかし、実は離職に至るまでの間に、日頃の上司と部下のコミュニケーション不足、同僚や先輩とのコミュニケーション不足が根底に潜んでいることが多い
◇リファレンスチェックを活用した事前対策で、離職率の改善へ
・社員が離職を決意してからでの対策では遅いので、日ごろから上司と部下間、同僚や先輩とのコミュニケーションの場をつくることを意識する
・特に、上司部下間のコミュニケーション不足を解消することが重要
「上司から認められていない」という感情が積み重なると、上司や会社に対しての不満が大きくなるので、上司が部下1人ひとりとしっかりコミュニケーションを取ることが重要
・リファレンスチェックを活用して、部下の適性や性格、コミュニケーションの特徴を把握
・それぞれの部下に合わせて、日ごろの会話やフィードバックをする
部下が「自分は認めてもらえている、気にかけてもらえている」という感覚を持つことで、会社や上司への不満が和らぎ、離職率の改善に繋げることができる